村山学園の教育
本園の建学の精神は、キリスト教(プロテスタント)と全人教育(ぜんじんきょういく)です。本園は、幼児一人ひとりの発達に応じて、基本的生活習慣をしっかりと身につけさせるとともに、元気でやさしい心を持ち、歌が好きで、絵が好きで、友だちを愛し、よく考えて行動できる子どもに育てたいと考えております。
一人ひとりに寄り添いながらバランスのとれた全面的な発達を促していこう
―全人教育― そんな願いのもとに私たちは幼児教育をしています。
関わり合いを広げ、
深め、愛のある子どもに。
子どもたちは多様な関わり合いの中で「自分は愛されているんだ」と実感することで、愛や信頼、誠実さ、平和への想いなど、豊かな心を育んでいきます。子どもたちと、保育者と、ご家族とより深い関わり合いが持てるよう、一人ひとりに寄り添いながら、自分を表現することや相手を思いやる大切さを学んでいきます。
年長組の1年間は、50音の平仮名のハンコを使って作文に取り組みます。身の回りにあるものや自分の気持ちを表現することから始め、たくさんの言葉や文章に触れていきます。「あのね」と普段の話し言葉で作文することは、自分の内面と向き合うこともできる大切な時間です。
年長組になると係り活動が始まります。先生に代わって朝の会の司会進行をしたり、牛乳の配布や先生のお手伝いなどをしたりします。みんなのお世話をすることで、お互いに協力することや自分の行動に責任を持つことの大切さを学んでいきます。
さまざまな体験を通じ、
夢中になれる子どもに。
たくさんの「大好き!」や「できた!」に出会い、子どもたちが創造力や好奇心、頑張る力などを伸ばしていけるように、バランスよくさまざまな活動に取り組んでいきます。活動を通じて芽生えた興味や関心を尊重し、個々の発達に応じたサポートをしていきます。
鉄棒や縄跳びなど、さまざまな運動遊びに挑戦していくものです。“目標に向かって練習を重ね、できなかったことができるようになる”この経験を繰り返していくことで、子どもたちはチャレンジ精神と自信を身につけていきます。
自園の畑で苗植えから観察を続け、秋には自分たちでさつま芋を収穫し味わいます。土の感触や季節の変化を感じながら、食べ物を大切にする気持ちや植物にも命があることを学んでいきます。
園内の花壇でも水やり当番などを決めながら子どもたちと一緒に野菜や草花を育てています。